2020-07-18 「東京」「東亰」 慶応4年(1868)7月17日、「江戸ヲ東京ト称ス」との詔書が発せられ、江戸から東京に改称されました。この「東京」という言葉は江戸以前からあって、読み方も「トウキョウ」と「トウケイ」の二つがあり、明治30年代の国定教科書により「トウキョウ」に統一されるまで、双方が使われました。また、「京」は「亰」とも書かれ、「東京」「東亰」の双方が使われ、今でもたくさん使われていて、例えば東京都美術館の入り口は「東亰」、京橋は「亰橋」となっています。画一的でなくていいと言うべきか、不統一だと言うべきか、私は誤解が生じなければ、多様であっていいと思いますが。