2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧
栗原幸夫『プロレタリア文学とその時代』(平凡社1971)読了。今さらプロレタリア文学ではないでしょうという思いが頻々としながら、しかし、1920年代30年代日本および世界を考えるにあたって、プロレタリア文学をオミットすることはできないと思い、本書を読…
犬田卯『日本農民文学史』(農文協1958)読了。戦前の左翼農民文学運動について今日おそらく誰も関心を示すことのないのではないかと密かに思いつつ、本書をひもどいた。「種蒔く人」を源流としつつ1924年に小牧近江、吉江喬松、中村星湖、加藤武雄、佐左木俊…