2020-05-18から1日間の記事一覧

大槻文彦『大言海』の表記について

ことわざについての出版企画を検討中。文中、1956年版の大槻文彦『新訂 大言海』が出てくる。わたしが持っている1932-35年版の4冊本『大言海』でチェックしている。大言海の旧仮名遣いはメリットであるが、今日の五十音順とは異なる配列、変体仮名による表…

柳田泉『日本革命の予言者 木下尚江』(春秋社、1961)読了

20130920 柳田泉『日本革命の予言者 木下尚江』(春秋社、1961)読了。吉野作造らとともに明治文化研究会を主導した篤実な日本近代文学史家というイメージを抱いていた柳田泉が、ラディカルなキリスト教革命家というべき木下尚江について一書を著しているこ…

鄭玹汀『天皇制国家と女性:日本キリスト教史における木下尚江』(教文館、2003年2月)を読む

20130518 鄭玹汀『天皇制国家と女性:日本キリスト教史における木下尚江』(教文館、2003年2月)本 書は、木下尚江についてフェイスブックに書かれていた未知の鄭さんに私が応答し、そして献本していただいたものである。見知らぬ私にお贈りいただいた鄭さん…