吉野作造と鈴木文治に関連して

20120120

吉野作造記念館を訪ねた。昨年の震災の前の企画展に関連した、友愛記念会のHPを引用する。

 

☆「鈴木文治の故郷巡りと吉野作造記念館見学」ツアーを実施、3月5日☆

 友愛労働歴史館は3月5日(土)、「鈴木文治の故郷巡りと吉野作造記念館見学」ツアーを実施いたしました。これは来年(2012)8月1日の友愛会創立100周年を睨み、友愛会を生み育てた鈴木文治(1885〜1946)の故郷を巡るとともに、吉野作造記念館で開催中の企画展「吉野作造と鈴木文治」を見学するツアーで、東京から8名と仙台から芳賀清明氏(『鈴木文治のいる風景』の著者)が加わり、総勢9名でした。

 最初に宮城県大崎市古川にある吉野作造記念館を見学し、田中館長と懇談。その後、企画展「吉野作造と鈴木文治」を見学しました。また、全員で記念撮影を行いました。大正デモクラシーの旗手として知られる吉野作造はまた、文治が師とも仰いだ郷土の先輩です。

 この後、古川にある文治の記念碑を見学し、車で彼の故郷、金成(現栗原市)に移動しました。ここには金成歴史民俗資料館があり、鈴木文治を含む地元先達者の展示コーナーが設けられています。また、文治の胸像が資料館敷地内に置かれています。同資料館は冬季休館中でしたが、栗原市教育委員会の特別のご配慮で見学をさせていただきました。

 金成歴史民俗資料館のすぐ横には、文治が洗礼を受けた金成ハリストス正教会があります。特別の見学許可をいただき、執事長のイリヤ川股峰輝氏に教会内を案内していただき、懇談の機会を持ちました。

 金成ハリストス正教会から少し離れたところには、片山哲元首相の揮毫による鈴木文治の生家跡の石碑があり、全員で記念写真を撮影し、全日程を終了しました。

 

        吉野作造記念館の田中館長らとツアー参加者一行

 

           古川の諏訪神社にある鈴木文治の碑

 

         鈴木文治が洗礼を受けた金成ハリストス正教会

 

 文治の生家跡石碑前で(左端は金成ハリストス正教会の川股峰輝執事長)