三笠の炭鉱遺産見学
今日は、大麻の友人の案内で三笠市の炭鉱跡を見学。計4人。岩見沢の「そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター」に集合。ここは炭鉱と鉄道・鉄鋼と港湾を一体のものとして見る「炭鉄港」という概念のもと、「炭鉱の記憶」の情報拠点として運営されている。
車で三笠へ。まず、幌内炭鉱施設へ。炭鉱変電所、幌内神社、安全灯庫、音羽坑、常磐坑、揚巻台座、原炭ポケットなど。1879年開坑、1981年廃坑。
三笠鉄道記念館、道道917号沿いの幌内立坑跡を見て、1929年に石炭搬出貨物駅として開駅した唐松(とうまつ)駅へ。廃駅となった駅舎を管理している木村一三さん親子から駅愛をお聞きする。
次いで、幾春別の先の住友奔別(ぽんべつ)炭鉱の立坑櫓へ。東洋一の立坑として1960年操業開始、71年廃業。
炭鉱まちとして栄えた三笠市。歴史的には空知集治監、強制連行の負の遺産もある。今はその正負の遺産の先に未来を模索しているようにみえた。
三笠から岩見沢のマネジメントセンターに戻りコーヒーと焼き菓子「万字炭田」でひと休み。既に黄昏時。近くの美唄焼き鳥の店「福よし」へ。初めて食べる、鶏もつワイン煮、もつ串、せい串、ぽんぽち、牛しまちゅうなど。新十津川の純米酒「金滴」も堪能。
充実した楽しい日。