ハコダテの洋学(特に英学)の形成と行方【レジュメ】
20190516
ハコダテの洋学(特に英学)の形成と行方【レジュメ】
はじめに
1.ペリー黒船来航(1853年と1854年)
①“I can speak Dutch.” 堀達之助(浦賀、1853)
② HAKDADI:箱館 1854(『ペリー遠征記』)
③ water:ヲハラ、ヲハン、ヲワラタイ(箱館 1854)
2.三つの辞典
①ジョン万次郎『英米対話捷径』1859年
③堀達之助『英和対訳袖珍辞書』1862年
3.ハコダテ英学の三人と三つの学校
①武田斐三郎と諸術調所
②名村五八郎と英語稽古所
③堀達之助と箱館洋学所
4.ハコダテゆかりの三人のキリスト者
①ニコライ・カサートキン
②新島襄
③メリマン・ハリス
5.ハコダテ英学の行方
①函館文庫と北門社郷塾
②開拓使版『英和対訳辞書』の刊行と堀の辞職
③ハコダテ英学と札幌農学校
おわりに
参考文献
*日本英学史学会編『英語学事始』(ブリタニカ 1977)
*惣郷正明『日本英学のあけぼの』(創拓社 1991)
*長谷川誠一『函館英学史研究』(ニューカレント インターナショナル 1986)
*井上能孝『箱館英学--見て歩き候~もし箱館に黒船が来なかったら…~』(五稜郭タワー 2002)
*堀孝彦『英学と堀達之助』(雄松堂出版 2003)
*堀孝彦『開国と英和辞書:評伝・堀達之助』(港の人 2011)
*堀孝彦『幕末日本「英学史」散歩:蘭学から英学へ』(港の人 2015)
*高梨健吉『文明開化の英語』(中公文庫、1985)
*はこだて外国人居留地研究会『幕末・明治の国際都市ハコダテ』(新函館ライブラリ 2015)
*丸山眞男・加藤周一『翻訳と日本の近代』(岩波新書 1998)