2020-04-15から1日間の記事一覧

雨宮栄一『評伝 井上良雄:キリストの証人』--信濃町教会 石原吉郎

20131213 雨宮栄一『評伝 井上良雄:キリストの証人』(新教出版社、2012年10月)を読み終え、引き続き『信仰の歩み:斎藤眞先生の生涯』(非売品、2010年10月)を読んでいる。井上良雄も斎藤眞も信濃町教会。そう言えば、私が圧倒的な影響を受けた詩人の石…

三島徳三『新渡戸稲造のまなざし』(北海道大学出版会)

takenaka h on Instagram: “三島徳三『新渡戸稲造のまなざし』(北海道大学出版会)の見本ができたという連絡が届いた。著者は北大名誉教授(農学部)、札幌農学校時代以来の新渡戸の直系。2010年度の新渡戸・南原賞の受賞者。本作りを手伝うことができたのは…

吉野作造とユニバーシティ・エクステンション

20151002 吉野作造とユニバーシティ・エクステンション:吉野作造や一戸直蔵らが「大学普及会」を組織して、ユニバーシティ・エクステンションを冠した双方向性の通信雑誌『国民講壇』を創刊したのが百年前の1915年6月。先駆的過ぎて6号で終刊。私は2号から5…

渋沢史料館、ヘボン講座、吉野作造

20130802 渋沢史料館、ヘボン講座、吉野作造 昨日は、東京都北区の飛鳥山にある渋沢史料館を訪ねた。目的の一つは、渋沢栄一がニューヨークの銀行家A. Barton Hepburnの寄付の意志を取り次いで東京大学に1918年に創設された通称「ヘボン講座」(その後「アメ…

学生書房編集部編『闘うヒューマニスト:近代日本の革命的人間像』(1948年4月);桜井恒次

20130623 学生書房編集部編『闘うヒューマニスト:近代日本の革命的人間像』(1948年4月);桜井恒次 学生書房から1948年に刊行された『闘うヒューマニスト』を入手した。これは、12人の人物を取り上げて、担当執筆者に自由に書いてもらったものである。例え…

吉野作造、『明治文化全集第6巻 外交篇』、福地源一郎、何礼之、何盛三、条約改正、エスペラント

20121231 吉野作造、『明治文化全集第6巻 外交篇』、福地源一郎、何礼之、何盛三、条約改正、エスペラント 吉野作造は1920年代後半に『明治文化全集』を計画し、珍しい資料を探し求めたが、そのうち《最も私を驚喜せしめたものは「新定条約並附録草案」の発…